今日は外来。
月曜日なのと雨だったせいもあり駐車場はいつにも増して混んでいた。
まずは採尿・採血。
終えて廊下に出ると、見覚えのある方が向こうから歩いてくる…すれ違いざまに視線を送る。
やっぱり!!
入院していた時に担当していただいた看護師さんであった。挨拶すると、少しびっくりしたように「覚えていてくれたんですか?」と言う。
むしろ私のことを覚えていてくれたことに感激である。
元気な姿を見ることが出来て嬉しかった。
次は診察。遅延情報が出ている。
予約時間より早く到着していたし、この混雑具合…。
「聴く読書」アプリのライブラリーを開いた。
病院のWi-Fiパスワードは設定済みである。入院中から楽しんでいるこのアプリはダウンロードしているものはオフラインでも聴くことが可能。興味のあるタイトルはもちろん、購入してまでは読まないもの、書店では目にとめないもの、ちょっと気になるものなど気軽に触れることが出来るので気に入っている。
さて、今回の診察。
ネフローゼ症候群の症状は落ち着いており、プレドニン錠の減薬となった。当初から比べたら6分の1。
薬の量が減ってくることが嬉しかった初めの頃。
減ってきたことで再発の不安も少し過る今。
今回も血糖値が高め安定である。
テネリア錠が復活してしまった。
もうプレドニン錠の副作用とはいえないだろう。
私自身のポテンシャルの問題だ。
副作用であって欲しかったなぁ。
残念。
少し落ち込んだところに主治医が言う。
「異動になったので次回までは診ますが…」
え!?
腎生検からお世話になっている先生。
いつも丁寧に傾聴してくださる先生。
診察が終わると「また、待っていますね」と優しく声をかけてくださる先生。
私とは親と子ほどの年齢差だろうか…私より寿命は長いはず、ずっと主治医でいてくださるものと思っていた。
そうか…。
入院中、意外な一面を知り、好きなものが一緒と分かってからは全幅の信頼を寄せていた。
お目にかかれるのも次回が最後。
なんだか寂しい。
今日はいろんな感情に包まれた。
心を込めて…
今までありがとうございました。
先生の今後のご活躍を祈念。
心得:其の二十
気持ちは伝えましょう…別れは突然やってくるよの巻