一日8時間で週5日勤務、嘱託契約社員の私。
治療中の身、患者の自覚を持って…と上司が言う。
会社の配慮もあり、退院後は在宅勤務やフレックスタイムを利用しての勤務態勢。周囲の理解や協力を得て、おかげさまで体調を優先させてもらっている。
有ることが稀…で有り難い。
私はつくづく恵まれている。
出来ることを出来る場所で出来るときにやるというメリハリがついた。
入院中、そろそろバイタルチェックの時間に差し掛かかろうとしていたときのこと。
仕事先へこのメールだけ送信しておこうとPCに向かっていた。
慌てていたのか、途中で送信してしまう。
更に慌てながら、謝罪の文言と送りそびれた内容を急いで打つ。
確認して送信。
ちょうど看護師さんがお見えに…。
体温:37℃
血圧:170/110
看護師さんも私もびっくり数値。
直前の行動が関係しているかは分からないけれど、事情を伝える。
少し間を置いて計測しに来てくださった。
結果は正常値に。
こんな風にメールを打つことはわりとあるかも(誤送信をではなくて…)。だとしたら、そのたびに血圧は急上昇。
ただでさえ、勤務中は緊張状態にある。
緊張感も大切だけど…体への負担を考えたらよくない。
自分のペースで出来ないときや余裕がないときは当然あるけど、そんなときこそ一呼吸…心の余白が必要。
働き方下手くそか…自分のことはなかなか分からないものである。
入院時期は酷暑と言われた真夏。
エアコンが一日効いている部屋にいると、こまめに温度調節をしても下半身が冷えていた。それなのに上半身は熱い。特に顔周り…こめかみの辺りから汗がしたたり止まらない。
汗拭き用のタオルを首からかけ、下半身には寒さ対策でバスタオルを巻く…そんな格好に自分でも笑えた。
冷えているので血行が悪い。
血行不良は体に悪い。
これは笑えない。
上熱下寒(じょうねつげかん)。
下半身が冷え、気が上半身に行き過ぎ熱を持った状態。
まさにこれ。
長時間のデスクワークなどにより下半身が圧迫され、下半身に血が巡りにくいことが原因らしい。
心当たり大いにあり。
普段からほとんど座っている生活だもの、運動不足にも程がある。
血行不良が続くと末端の温度差が大きくなる。
➡自律神経のバランスが崩れる
➡➡むくみ、頭痛などの不調が現れる。
顔ののぼせは更年期だから仕方ないと思っていた。
生活にはとくに支障もなく比較的軽いのかとも思っていた。
でも、急に汗が出て止まらなくなるのは時に困る。
動くものは動かさないと錆つく…体も一緒。
これまでの生活習慣が更年期期間を左右するのかもしれない。
冷えタイプにも種類があるようで対処はそれぞれ異なっている。
私の場合は、凝っている腰回りをほぐすことが有効らしい。
縮んだところは伸ばすこと。
生活習慣の見直しはまだまだ始まったばかり。
足したり、引いたり…心地いいところを探してバランスをとっていこう。
それが自分の真ん中。
偏っていたら戻ってくるところ。
いい…加減で生きていけたら幸せ。
心得:其の十八
自分のバランスは自分で取れるといいでしょうの巻