suchanのブログ

ネフローゼ症候群になって

ご安全に!【42日間の入院まで①~放置】

2023年夏、この夏の暑さを私は知らない。

それはまさに人生最大の青天の霹靂だった。

 

今思えば、前兆はあったかもしれない。兆し?いえ、夢でも幻でもない…何年も前から現実を突きつけられていた…検査結果報告書、そう定期健診の結果だ。

総合判定区分 【D:要精査】

 

これといった自覚症状もないまま、3年放置。

一昨年は受診勧奨の通知が同封され、提出物出す派の私は素直に診療所を訪れる。「コレステロール、パニック値だよ。まだ50代でしょ、動脈硬化心筋梗塞になるよ、嫌でしょ?」30代と思しき産業医に怒られる。(それは、嫌だ…)

 

「あと、減量ね、週に1キロ。」

(心の声)急激なダイエットはリバウンドするんじゃないの?無理じゃない??でも、今度会うときには褒めてもらえるよう応えたい、こんなに真剣に怒ってくれたのだから。

 

コレステロールを下げる薬を処方されその日のうちに薬局へ行く。薬をもらい何だか少しホッとした。でもこれが思わぬ方向へ動く。

 

服用し始めて5日くらいたった頃だろうか…痒い…首のあたりに発疹の所見。1キロの減量さえ果たせず再度診療所を訪れた。

 

「ちょっと服用をやめてみましょう。痒みが治まってから少しずつとかもできるから」「減量頑張って」私の表情から何か感じたのであろう先生は優しかった。炎症を抑えるクリームを処方されその日のうちに薬局へ行く。

 

その後、加入している健康保険組合から栄養指導該当者となり連絡を受ける。タイミングよく減量に取り組む機会を得た、まずは3か月改善チャレンジ!!

 

目標を設定し、月1の報告と評価・助言をもらうシステム、やりとりはスマホ

【目標】4月健診時から増えた体重を戻す

【生活改善】・こまめに体を動かす ・質のよい睡眠をとる

 

10月から始まった3か月、秋には母を連れて兄弟との旅行、クリスマス、年末年始が控えている。言い訳は出来ない。週に1キロ減とはいかなくても意識を変えること、すなわち生活習慣を変えることを念頭に取り組む。

 

斯くして、翌年4月の健康診断ではマイナス4キロを果たした。

 

先生、褒めてもらえますか?

 

心得:其の一

現実を受け入れ自分と向き合いましょうの巻